
コロナ禍におけるインドネシアの銀行事情
定期預金の金利は、かなり下がっています
預金の金利がとても良いことで有名なインドネシアですが...
最近、また、銀行の定期預金の金利引き下げのお知らせがありました。
コロナ禍の昨年から、ちょくちょく金利の引き下げがあるなぁ…と思っていましたが、定期預金の金利は、気付いたら、とうとうコロナ前の約半分になってしまいました。
コロナ前と現在の4大銀行における金利比較
インドネシアの4大銀行、BNI(国営銀行)、MANDIRI(国営銀行)、BRI(国営銀行)、BCA(民間銀行)の、コロナ前2019年11月と現在2021年11月の定期預金の金利を比べてみましょう。
<2019年11月 4大銀行:定期預金 金利>

<2021年11月 4大銀行:定期預金 金利>

2019年の11月の金利は、4.25~5.5%でしたが、
2021年の11月の金利は、2.35~2.85%...と約半分に。
金利は下がっているけど、
日本と比べたら1000倍以上!
昨年、日本の大手銀行や地方銀行は、定期預金の金利をそれまでの約5分の1の0.002%に一斉に引き下げたとのこと。となると、現在のインドネシア4大銀行における最低金利の2.35%でも、日本と比べたら1175倍ということになっちゃいますね。
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<100万円を1年預けた際の利息>
・日本 >> 利息 20円(税引後16円)
・インドネシア >> 利息 23,500円~28,500円(税引後 18,800円~23,800円)
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日本もインドネシアも、経済の回復次第で金利も良くなっていくのでしょうか...
となると、これから定期預金を計画中の場合は、1ヵ月、3ヵ月など短めのもので、少し様子をみたほうがよいのかも? しばらく、動向も追っていきたいと思います!
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